こども編集部         かなちゃん - こども編集部

<おとなサポーター>

かなちゃんこと 相良加奈子(ライター・渉外広報)

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(写真左:かなちゃん 写真右:なおちゃん)

<おとなサポーター>

かなちゃん
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初めは編集部員・Y君の保護者として、こども編集部に出会ったかなちゃん。「通えば通うほど、ここはこどもが“ありのままの”その子で居られる場所やなぁって…集まる大人たちも、こどもが自由でいることに寛容な人ばかりで。私もそうなりたい!っていう一心で、大人サポーターに立候補した」。自身が幼少期に大人の目を常に意識せざるを得ない環境に育ち、生きづらかった経験から、学校などの場で過剰に「空気を読む」ことを強要されている今のこども達の生きづらさを我が事のように感じるのだといいます。

だからこそ今、編集部で、こども達が自由にのびのびと自分を表現する場を作れることに大きな喜びを感じているそう。Y君の、家では見ることのできない一面を垣間見ることができたり、それまでは感情を言葉にするのが苦手だったのが、周囲に刺激されて自分の考えをどんどん話す姿を見ることができるのも、望外の収穫となっています。

Webライターとして活動しているかなちゃんの強みは、好きになったモノにどんどんのめり込んでいく、いわく「オタク的」探究心の強さ。今はアニメ「HUNTER×HUNTER」にどっぷりだけど、過去には突然、クラシックバレエの魅力に憑かれて大人のバレエ教室に通い始めたり、狂言の鑑賞に目覚めたり、ギターやボーカルに挑戦したり…どんなことも「納得するまでとことん探求し尽くしてきた」ことが、ライターの仕事に生きているといいます。書き手としての信条は、「事実を事実として伝えるだけじゃなく、【自分の感情】を含ませて書く」こと。「伝えたい!っていう熱量のある文章は、人の心を動かすと思うから。こども達にも、言葉で気持ちを表現することの大切さを知ってほしい」。自分の“好き”を磨くとともに、それを仲介に、仲間と繋がることができる心地よさを伝えたいと考えています。

「興味の対象が次々変わってきたことも、今思えば、すべて自分の引き出しを増やすことに繋がっている気がする。こども達には一人の先輩として、“ひとつのことを極めるのも素敵だけど、やめるのも決して悪じゃない。好きなことはどんどん変わってもいいんだよ”と言ってあげたい」と話すかなちゃん。その隠し持ったネタの多さと、遊び心を忘れない性格がこども達を惹きつけてやまず、今日もかなちゃんの周りには、趣味の話題で盛り上がるこどもの輪ができています。

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