大人サポーターなぎさの「こども編集部でのお仕事」
https://moritambo.com/writing/
大人サポーターなぎさのオウンドメディアより引用
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「こども編集部」
こどもたちが取材をして、様々なメディアをつくったり、ワークショップ、イベント体験などを行う編集部スタイルの協働コミュニティ。
こどもたち向けインタビューワークショップを開催
日常生活にも役立つという切り口で、インタビューワークショップを開催。
前半はインタビューとは何かという話から、取材当日までにやっておくことや名刺の渡し方などをレクチャー。後半は他己紹介をメインに友達同士でインタビューを行った。
アプローチ
インタビューを身近に感じてもらうため「聞き上手はモテる」「質問力はみんなの知らない情報をゲットできる」など日常生活にも役立つという切り口で展開した。
ワークショップ部分は、他己紹介をメインに組み立て、すぐ隣にいる人で実践できる内容で実施。
結 果
聞き上手はモテる」というテーマに対して、「マジで!」と前のめりで聞く男子がいた。他己紹介を通じて、今まで知らなかった友達の一面を引き出すことができ、取材の目で周囲を見ることで日々の生活がもっと面白くなることを子供たちに伝えることができた。また、身近な人を例にインタビューの練習を行うことで、より再現性の高いワークショップを実現することができた。


「あつまれ!こども記者 震災30年特別号を作ろう」
阪神淡路大震災から30年。こども編集部と石巻や大阪の子どもたちと一緒に震災特別記念号の新聞を作成。
当日は30年前、神戸新聞社があったミント神戸に臨時編集室がつくられ、神戸新聞、京都新聞、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞の震災を体験した新聞記者たちに子どもたちが囲み取材を行い、その場で新聞をつくるというイベントが開催された。
京都新聞社で神戸新聞を発行していたことや、震災時の取材の難しさ、何を優先して伝えるか、時間が経過するごとに変わる街の姿や心の変化など、当時の現場の様子を聞くことができた。
体験したことのないことを一生懸命想像して伝えようとする子どもたちの姿からは、たくましさすら感じた。日頃新聞に触れる機会が少ない子どもたちと新聞文体の特徴などを研究しながら原稿をまとめていった。
あれから30年、「語り継ぐ」その現場にいられたことに感謝しつつ、伝え残すことの難しさと重要さを感じた一日だった。


「動物園で学ぶSDGs」
毎日新聞主催の動物園でSDGsについて学ぶイベントに体験&取材後、新聞紙面を作成。
こどもたちはそれぞれ取材班、撮影班、イラスト班に分かれ、担当ブースを取材した。
取材した内容を決められた文字数でまとめていくには、最初から決められた文字数内に納めるのは難しいので、一度書いた文章を要約したり削ったりする必要があった。
「一番伝えたいことは何?」と確認し合いながら原稿用紙を埋めていき、ぴったりの見出しがついた時はみんな感動。
1日で取材から記事執筆までできるこどもたちの力に、大きな可能性を感じた。

オリックス山下 舜平大選手に囲み取材
オリックス・バファローズの山下 舜平大選手に囲み取材を行った。
憧れの選手に聞きたいこと盛りだくさんなこどもたち。限られた時間内でできるだけ多くの質問ができるように、質問をジャンルごとに分けたり、整えたりを事前に行う必要があった。
最初は緊張していたこども達も舜平大選手と好きな食べ物が同じだったり、自分たちとの共通点を見つけて笑顔で質問していく。
憧れの選手を前にキラキラした表情のこどもたち。
こどもだからこそ聞き出せる話も飛び出し素敵な記事が完成した。
こども達の言葉をなるべく活かした表現で取材の内容をまとめたものがこちら↓↓↓