こども編集部         【サポーターレポ】お店作りプロジェクト② - こども編集部

【サポーターレポ】お店作りプロジェクト②

\分解すると見えてきた…!普段目にする「広告」の目的とは?/

2023.7.16

お店作りに必要なさまざまなノウハウや知識を得た後、
実際にお店を作って物を売り、
最終的にその売上をどう使えばいいのか?ーーー

一年を通して実践的かつ多角的に学ぶこの
[お店作りプロジェクト]

第2回目となる今回の主役はズバリ、広告。

ひと口に広告と言っても、新聞の広告、テレビのCM、YouTubeで流れる広告、電車やバスの車内広告、各SNS上で出てくる広告…
実にさまざまな形で私たちの生活に溶け込んでいます。

普段当たり前に目にしているこれらの広告。
実はそこには、しっかりと考え抜かれた意図があったのです🔍
そんな売り手側の視点から、「広告の目的」を知ろう!というのが、この日のテーマです。

今回もリアルに大人が学んでいるレベルの内容を、子ども目線に落とし込んで、楽しく噛み砕いて話してくれるのが、学生教育団体LearnBo創設者・コトコイン代表でもある伊藤こーしろーくん。

大人も唸るほどの内容のため、少し長くなりますが今回も振り返っていきたいと思います👍✨


①広告のイメージを決定づける「色」

さまざまな広告を「色」という視点で見ていくと、実は広告には、受け手側が伝えたいメッセージによって最適な色を選んで使っていたんです。

それぞれの色から連想する言葉を探したり、モノクロの広告から実際に使われている色を想像したりするクイズでは、面白いくらいに子どもたちからポンポンと回答が飛び出します。

私たちが普段無意識にそれぞれの「色」に対して持っているイメージですが、実はみんな同じようなイメージを共有していたんだということを、子どもたち自ら気づいていく様子は圧巻でした👏


②「デザイン」✖️「ターゲット」✖️「キャッチコピー」を選んで正しい広告を導き出せ!

①で、いくつかの「お互いが共通して持っているイメージ」の組み合わせが広告の肝だと理解し始めた子どもたち。

今度は逆に、バラバラになった「広告デザイン」✖️「ターゲット」✖️「キャッチコピー」のカードの中から、それぞれ的確な組み合わせを探すゲーム開始!
自分のカードは見ずに、お互いにヒントを出し合いながら最適な広告になるようにトリオを作っていきます。

ワイワイと身体を動かしながら、実際に自分たちで組み合わせを考えることで、より直感的に広告を理解できるワークとなっていました✨


③広告をより効果的に打ち出すために重要な「掲載場所」

いくら人々の心に届く広告を作れたとしても、誰の目にも触れることがない場所にある広告では全く意味がないと話すこーしろーくん。

確かに、「見られてナンボ」な広告。
掲載する「場所」は、内容そのものと同じくらい重要ですよね。

最後のワークとして、②で完成したいくつかの広告を実際に打ち出すならどこにするか?を、自分たちの生活圏内の路線で考えてみました。
馴染みのある地図を見ながら、具体的な人物像を想像していく子どもたち。

「ベビーカーを使う親子はハーバーランドが多いと思うから、この路線かな」
「ウィダーインゼリーは、サラリーマンがいっぱい通りそうな神戸駅がいいと思う」
「掃除用品は住宅街のあるこの辺が良さそう」

理由に正解はなく、広告はこのような「仮説」を立てることが何よりも大切!!ということを学んだ子どもたち。

最後のアンケートでびっしりと感想を書いてくれている子もいて、子どもたちの理解力の高さと柔軟性には本当にいつも驚かされます✨✨✨

途中興味深い広告の歴史や、任天堂のWiiの広告は当時なぜ画期的だと言われたのかなど、思わず「へぇぇーーー!!😳✨」と驚くお話も挟んでくれたりと、内容がぎっしり詰まった充実の1時間半でした!


次回は[お店作りプロジェクト]vol.3
▷売れたらイイの?おカネのハナシ
〜会計・ファイナンス編〜

一見難しく思えるこの内容を、次回もこーしろーくんがわかりやすくお話してくれます👍✨

このプロジェクトの中でも実は一番重要な、おカネの話。
お楽しみに…!!✨


《こども編集部》
@kidseditor2020

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